学校事情

不登校の子供→  カオル

もう1人の子供→ ミツキ

としますね

カオルが言うには

学校にはスクールカーストがある

ピラミッドの上位に目立つ、発言力のある人達がいてフツーがいて…下位に目立たない自分達のようなのがいる

どうやったって上位にはいけない

自分のキャラ作りが大事

立ち位置を自覚して

場を乱さないように

発言も相手がどう思うかが1番

自分の言いたい事は呑み込んで…

だから

自分はもう疲れた

言いたい事も言えず

いつもヘラヘラ笑ってるだけ

カオルは軽い障害があり

パッと言葉を返せない

面白い事を思い付いて

でも言葉が出てこなくて

隣のヤツが笑いをかっさらっていく

ヘラヘラ笑う自分

言いたい事 沢山あるのに

もう…

疲れたんだ

伝わらないなら何も話したくない

親から見ても決して卑下するような子じゃないと思う

特別秀でたものはないけど 

得意な教科もあるし 

友達だって沢山いる

障害の事も乗り越えて受け入れていたとばかり思っていたのに

無理して

何とか頑張ろうとしてたんだね

電池切れちゃったかぁ

何も気付いてなくて ゴメンね

分かった

無理して学校行かなくてもいいよ

エネルギーがまた戻るまで ゆっくり休んだらいいよ

私自身不登校の我が子を 受け入れるのには時間がかかった